株式会社voiceware 社長Blog

株式会社voiceware CEO田村のブログです。 会社のこと、技術のこと、日々のこと等、雑多に更新していきます。

タグ:声優

久々の更新になってしまいました。
年末は飲み会も多く、バタバタと過ごしていますが、新しい出逢いもたくさんあり、とても刺激的な毎日を過ごせています。
新しくビジネスに繋がりそうな方とも知り合えたので、今後が楽しみです!
いろいろな出逢いの機会をくださってた方々には、感謝ですね!!


さて、近年では音声技術もかなり注目されるようになってきており、その進歩もめざましいものがあります。
最近のニュースで個人的に衝撃的だったのは、歌声合成ですね!

参考:
http://ainow.ai/2018/12/14/158579/

もはや機械とは思えないクオリティ!
何も言われなければ、人が歌っていると勘違いしてしまいそうです。
以前にも紹介しましたが、GoogleのDuplexに代表されるようにもちろん歌声以外も人とほとんど区別がつきません。

参考:
https://wired.jp/2018/11/05/google-duplex-pixel-smartphone/


こうなってくると、「歌手や声優・ナレーターは仕事がなくなるのではないか?」という意見もありますが、個人的にはまだ数十年は先かなと思っています。
やはり生の人の声には、数値では測れないようなパワーのようなものがあると感じます。
雑談しかしていないのに何故かこの人と話すと元気なる、というような人っていますよね?
その辺りも解明できると面白そうではあります。

とはいえ、歌手や声優の働き方が変わってくるのは事実だと思います。
本当に表現力・スキルのある人以外は淘汰されるかもしれませんね。
その一方で、声色そのものに魅力がある方だと、声だけを売るなんてことも可能になってきます。
どの業界も同じだと思いますが、テクノロジーによって、デジタルもアナログも本当に良いものに洗練されていくのでしょうね。

当社の技術もそんな未来に貢献できるように、日々磨いていきます!!


株式会社voiceware
代表取締役社長 田村一起
http://voiceware.co.jp  

九州電力が面白い取り組みを始めていました。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1806/06/news134.html


IoTサービスでも、声優さんの声でデバイスが喋るようにしたいというニーズはあるようですね!

ちなみに、IoTとは、Internet of Thingsの略称で、身の回りのあらゆるモノがインターネットに繋がる仕組みです。
モノ自体が相互に情報交換し、制御することができるようになります。

IoTによって、家中の電化製品が喋るのも当たり前になるような時代も来るのでしょう。
特に日本では、そういった機械の声を好きなキャラクターの声にしたいという要望が多いように感じます。

今は、声優さんの声のモデルを作成するのに多大なコストが掛かっていますが、我が社の声質変換で手軽にできるようになると、いっきに広がりそうですね!

好きな人やキャラクターの声で毎朝話しかけてもらえると、一日を元気に乗り切れそうな気がしませんか?


株式会社voiceware
代表取締役社長 田村一起
http://voiceware.co.jp 

アニメ『クレヨンしんちゃん』の声優さんが交代になるそうですね。
26年間にわたって同じ方が担当していたというのも驚きですが、子供の頃よく見ていた番組なので、少し寂しくも思います。

http://news.livedoor.com/article/detail/14802105/


クレヨンしんちゃんに限らず、長寿アニメには声優交代はつきものです。

声が変わるとどうしてもイメージとかけ離れてしまうので、交代される方は難しいと思います。

記事によるとバッシングを受けることもあるようです。
プレッシャーも相当なものでしょうね。


この問題も、声質変換技術で解決したいことの1つです。

音声を内容そのままに別の人の声に変えられる声質変換技術なら、キャラクターのイメージを壊さずに世代交代することが可能です。

自分で好きな声を選べるようにすれば、大山のぶ代さんと水田わさびさんのどちらでも好きな声で観れるようにすることも可能なわけです。

そうなれば、声優さんの精神的負担も減りますし、視聴者の期待を裏切ることもありません。

さらに!我が社の技術だと、特定の文章を読み上げる必要がないので、亡くなった方の声まで再現できます。
詳しくはこちらで。

まだまだ品質を向上させる必要はありますが、必ず実現させます!



株式会社voiceware
代表取締役社長 田村一起
http://voiceware.co.jp  

「声質変換技術が発達すると声優さんの仕事がなくなってしまうんじゃないですか?」

たまにこのような質問を頂きます。


私の考えでは、全く逆です。むしろ声優さんのニーズはもっと高まると考えています。
というよりは、働き方が大きく変わってくると思います。

私が思うに声優さんの力量って、特徴的な声質もそうなんですが、やはり、「表現力」「発声技術」で決まると思うんですよね。
(素人の考えなので違っていたらすみません。)

なので、声質変換技術が発展し、声をいろんな場面で活用できるようになることで、表現力のある声優さんはもっと活躍の場が増えるはずです。

また、声そのものを売り出すこともできるようになるはずです。
そうなると、有名な方や声質に特徴のある方は、印税のような収入が取れるようになるかもしれません。

もちろん、不正利用されないような仕組みも作る必要はありますが。
そういう意味では、声のライセンスも厳しくなるかもしれませんね。


今は夢のような話ですが、近年は、声質変換の研究も盛んに行われています。
数年後には必ず実現されると思います。

どうせ実現されるのであれば、我が社が1番手となって世に出せるようにしていきます!!


株式会社voiceware
代表取締役社長 田村一起
http://voiceware.co.jp

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